宿の予算を決めるとき、「1人1万円」というのはひとつの心理的な線だと思います。この金額を下回ると、たいていはビジネスホテルか、設備を割り切った宿になる。少なくとも我が家はそう思っていました。
その前提を崩してきたのが、千葉県富里市にあるインターナショナルリゾートホテル 湯楽城です。東京駅から1時間30分ほどの場所にある大型リゾートホテルで、敷地内には2019年夏にオープンした大型温泉スパ施設「湯楽城」があります。
※東京駅からだけでなく、成田空港や京成成田などからもシャトルバスが出ています。
結論から書きます。料理も温泉も、めちゃくちゃ良いというわけではありません。それでも我が家の総合評価は5点満点中3.5点、そしてコスパは満点の5点をつけました。理由は単純で、この内容で1人1万円を切るなら文句のつけようがないからです。
一方で、予約前に知らないと確実に戸惑うポイントもありました。とくに「ホテル」と「温浴施設」の関係は、公式サイトを見ているだけでは分かりにくい部分です。この記事では、良かった点も期待外れだった点も、価格とセットで正直に書きます。
※料金・営業時間・サービス内容は変更されることがあります。予約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
この記事で分かること
- 「1人1万円以下」という価格で、実際に何が得られるのか
- ホテルと温浴施設「湯楽城」は同じ建物ではないという、予約前に知っておくべき構造
- お風呂の正直な感想(種類は多い。ただし湯気で前が見えない)
- 名物の噴水ショーに期待していいのかどうか
- 無料のベビーベッドなど、公式サイトに書かれている子連れ向けの設備
- 我が家の評価は総合3.5点・コスパ5点。その内訳
インターナショナルリゾートホテル 湯楽城の基本情報
| 項目 | 内容(公式サイト掲載・2026年7月時点) |
|---|---|
| 施設名 | インターナショナルリゾートホテル 湯楽城 |
| 所在地 | 〒286-0221 千葉県富里市七栄650-35 |
| 電話 | 0476-93-1234(ホテル)/0476-91-6866(温浴施設「湯楽城」) |
| チェックイン | 15:00〜 |
| チェックアウト | 〜11:00 |
| 温浴施設 | 敷地内に大型温泉スパ施設「湯楽城」(2019年夏オープン) |
| 館内施設 | 屋内・屋外プール、スポーツジム「レクラックス」、ゴルフ練習場、テニスコート、キッズスペース、リラクゼーションサロン「魔法の森」 |
| レストラン | 1階 カリフォルニアレストラン ほか |
| 駐車場 | 200台。宿泊客は滞在期間中2週間まで無料 |
| アクセス | 東関東自動車道 富里ICより約7分/JR・京成成田駅からタクシー約15分/東京駅八重洲口からJR高速バス直通60〜90分 |
会議・研修や宴会、ウエディングにも対応する規模の施設で、成田空港の前後泊にも使われています。「温泉宿」というより「敷地の広い総合リゾート」と考えたほうが実態に近いです。
表示は選んだ日程・人数での滞在合計(最安)です(税込・各社の表示基準)。 楽天トラベルは1泊ずつの最安を合計しているため、1つのプランで通して予約した場合の金額とは異なることがあります。 子どもの料金は年齢帯(未就学児は食事・布団の要不要、小学生は学年)で大きく変わるため、 上で選んだ内訳をもとに計算しています。Agoda は区分ごとの代表年齢で計算した目安です。 実際の年齢や宿・プランの扱いによって金額が変わることがあるため、最終的な金額はリンク先でご確認ください。 料金と空室はリンク先の表示が最新です。
予約前の最重要ポイント|ホテルと温浴施設「湯楽城」は別の建物
ここが一番の注意点です。
施設名がどちらも「湯楽城」なので混同しやすいのですが、宿泊するホテル棟と、温泉スパ施設「湯楽城」は同じ建物ではありません。同じ敷地の中にある、別の建物です。
電話番号が分かれていることからも、それがうかがえます。ホテルの代表番号は0476-93-1234、温浴施設「湯楽城」は0476-91-6866と、別の窓口になっています。営業時間も別管理です。
| ホテル棟 | 温浴施設「湯楽城」 | |
|---|---|---|
| 役割 | 宿泊・レストラン・宴会・スポーツ施設 | 日帰り温泉スパ・食事処・ショー |
| 電話 | 0476-93-1234 | 0476-91-6866 |
| 営業時間 | チェックイン15:00/チェックアウト11:00 | 月17:00〜22:00(祝日除く)/火〜日13:00〜22:00(最終受付21:00) |
つまり「部屋から浴衣で大浴場へ」という温泉旅館的な動線ではありません。お風呂に入るには、いったん建物を移動する必要があります。これを知らずに行くと、想像していた滞在と違うと感じるはずです。
我が家が泊まったときは宿泊者は温浴施設を無料で利用できました。ただし宿泊プランによって条件が異なる可能性があるので、予約時に「温浴施設の利用が含まれるか」を必ず確認してください。
もう一点。温浴施設「湯楽城」側にもカプセルホテルがあり、公式サイトでは団体(30名以上)向けと案内されています。個人で泊まる場合は「インターナショナルリゾートホテル湯楽城をご利用ください」と明記されているので、予約サイトで宿名を取り違えないよう注意してください。
良かった点①|1人1万円を切る価格。これがすべての前提
我が家がこの宿につけた最大の評価は、価格です。
物価も宿泊費も上がり続けているこのご時世に、1人1万円以下で泊まれるリゾートホテルというのは、それだけで十分な価値があると感じました。しかも部屋が極端に狭いとか、設備が古くて使えないという話ではありません。
この記事でこれから書く「残念だった点」も、すべてこの価格が前提です。1人3万円払ってこの内容なら評価はまったく違ったはずですが、1万円を切っているなら話は別だと思います。
良かった点②|内装の「お祭り感」が想像以上に楽しい

この施設のいちばんの個性は、内装にしっかりお金がかかっていることです。
※総工費24億円と公表されています。
温浴施設「湯楽城」は、公式サイトでも「大型温浴テーマパーク」と表現されています。ヨーロピアンを思わせるロビーから始まり、館内には江戸の街並みを模した空間が広がります。天井にはプロジェクションマッピングで、お江戸の空、四季折々の映像、満点の星空が映し出されます。
実際に歩いてみると、お祭りの中を歩いているような感覚があります。温泉に入るというより、テーマパークに来たという印象のほうが近いかもしれません。ここは素直に楽しかったところです。
館内には他にも、舞台ショー、ゲームコーナー、売店、キッズスペース「葉山商店」、大広間、鳥居神社、個室の「密庵席」などがあります。お風呂に入って終わり、にならないのがこの施設の作りです。
毎週末には、ステージでエンターテイメントショーが開催されると案内されています。
良かった点③|お風呂は種類が多い。ただし「湯気で前が見えない」
お風呂はそこそこ色々な種類があって良かった、というのが率直な感想です。公式サイトには、星空が見える内風呂、露天風呂、露天寝湯、サウナ、岩盤浴が案内されています。
季節ごとの企画湯にも力を入れているようで、公式のお知らせを見ると「スイカの湯」「ラムネの香り湯」「紫陽花の香り湯」といった変わり湯が定期的に登場しています。
ただ、湯気がすごい
正直に書いておくと、湯気がすごくて前が非常に見づらかったです。これは我が家がはっきり気になった点でした。
浴室の構造や換気の問題なのか、時間帯によるものなのかは分かりません。ただ「星空が見える内風呂」「天井のプロジェクションマッピング」といった視覚的な演出を売りにしている施設で、視界が悪いというのは、体験としてもったいないと感じました。
お風呂の評価を5点満点中3点にしたのは、この点が大きいです。設備の種類は十分にある。ただ、そのポテンシャルを味わいきれなかったという感覚でした。
※岩盤浴はこれが無料なの?というくらいちゃんとしていました。
期待外れだった点|噴水ショーは、期待しないほうがいい
この施設は「音と光のダイナミックな噴水ショー」を目玉のひとつとして打ち出しています。祭りやイルミネーションと組み合わせた「水花火」になる、という案内もあります。
ただ、実際に見た我が家の感想は「そこまで大したものではない」でした。楽しみにして行くと、肩透かしを食らうかもしれません。
誤解のないように書いておくと、これがあるから行かないほうがいい、という話ではありません。館内の雰囲気づくりの一部として見れば十分ですし、そもそもこの価格帯の施設に本格的な噴水ショーを求めるほうが酷だとも思います。
言いたいのは「噴水ショーを主目的にしないほうがいい」ということです。あくまで館内を歩く楽しさの一部として捉えておくと、ちょうどいい期待値になります。
食事|レストランの料金体系は明快。ただし「特別おいしい」ではない
食事についても正直に書くと、めちゃくちゃおいしいというわけではありません。評価は5点満点中3点としました。
ホテル1階のカリフォルニアレストランの料金は、公式サイトに明記されています。
| ごはん | 時間 | 大人 | 65歳以上 | 6〜12歳 | 5歳以下 |
|---|---|---|---|---|---|
| 朝食 | 6:30〜10:30 | 2,900円 | 2,300円 | 1,700円 | 無料 |
| 昼食 | 11:30〜14:00 | 2,900円 | 2,300円 | 1,700円 | 無料 |
| 夕食 | 17:30〜21:00 | 6,000円 | 5,400円 | 4,500円 | 無料 |
注目したいのは5歳以下が全食無料という点です。小さい子ども連れにとっては、これはかなり効きます。
温浴施設「湯楽城」側にも和・中の食事処やバーがあるので、ホテルのレストランで食べるか、温浴施設側で食べるかを選べるのもこの施設の特徴です。
温浴施設「湯楽城」の食事処|和・中・居酒屋が揃っている
ホテルのレストランとは別に、温浴施設「湯楽城」の中にも食事処があります。むしろこちらのほうが選択肢は多く、湯上がりにそのまま食べられるのが利点です。
| 店名 | 内容 | 座席数 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| 七栄屋 | ラーメンや麻婆豆腐などの本格中華 | 90席 | 月17:00〜21:30/火〜日13:00〜21:30(LO 21:00) |
| 富里屋 | そば・うどん、海鮮丼、揚げたて天麩羅などの和食 | 156席 | 同上 |
| トミサト酒場 | 居酒屋。現在は店内利用が団体専用(メニューは富里屋で注文可) | 52席 | 同上 |
| 密庵席 | 個室。宴会や家族利用向け | — | 要予約 |
3店で合計約300席。湯上がりにフードコートのような感覚で選べるのが、温泉旅館との大きな違いです。子どもが食べられるものを探しやすいのも、この形式の利点だと思います。
※このようなテーマパーク的な施設にも関わらず、ご飯の料金はリーズナブルかつ味も想像通りで安心できます。
個室を使いたい場合は、公式サイトに次の2プランが案内されています(どちらも6名以上・完全予約制)。
- 個室シンプルプラン:1人2時間 2,000円(江戸御膳つき)
- 個室満足宴会プラン:1人2時間 5,800円(江戸御膳+2時間飲み放題+おつまみ2品+入浴代・館内着・岩盤浴つき)
個室のみの利用は1室あたり1時間2,000円(税込)。5歳以下は無料(飲食は含まず)と記載されています。
プール・スポーツ施設|夏は子連れの選択肢が増える
この施設は敷地が広く、公式サイトによると屋内プール・屋外プール・スポーツジム「レクラックス」・ゴルフ練習場・テニスコートが揃っています。
とくに屋外プールがある夏は、子連れの過ごし方の幅がかなり広がるはずです。お風呂とプールとゲームコーナーがあれば、天候に関係なく一日過ごせます。
ジムは年間会員の受付もしているとのことなので、地元の方が日常的に使う施設という側面もあるようです。「観光客だけの宿」ではないのが、この施設の価格の背景にあるのかもしれません。
コスパ5点の内訳|何が「込み」なのかを整理する
コスパを満点にした理由を、もう少し具体的に整理しておきます。1人1万円以下という金額の中に、次のものが含まれていました。
| 含まれるもの | 単体だといくらか |
|---|---|
| 宿泊 | — |
| 温浴施設「湯楽城」の利用 | 我が家のときは無料(日帰り利用なら別途料金がかかる施設) |
| 駐車場 | 無料(滞在期間中2週間まで/200台) |
| キッズルーム(ホテル本館1F) | 滞在中無料 |
| ベビーベッド | 無料(1歳半くらいまで) |
| Wi-Fi | 全館無料 |
| 館内の各種ショー・噴水ショー・プロジェクションマッピング | 温浴施設の利用に含まれる |
ここに食事を付けるかどうかは選べます。ホテルのレストランなら朝食2,900円・夕食6,000円、温浴施設側の食事処ならもっと手軽に済ませられます。5歳以下はどちらも無料です。
つまり素泊まりに近い形で取れば、1人1万円以下に十分収まるということです。そのうえでお風呂も館内の娯楽も込み。これが「コスパ最強」と感じた理由です。
逆に言えば、食事にこだわり始めると、この宿の最大の武器である価格優位が薄れます。料理を主役にしたいなら、素直に別の宿を選んだほうがいいと思います。
日帰りだといくらか|「込み」の中身を金額で見る
宿泊料金に温浴施設が含まれる価値を測るために、日帰りで入る場合の料金を公式サイトから引いておきます。
| 区分 | 入館料(公式サイト記載) | 付いてくるもの |
|---|---|---|
| 大人(中学生以上) | 平日 1,800円(18時以後は1,000円)/土日祝・特定日 2,200円 | 館内着+岩盤浴+バスタオル+フェイスタオル |
| 子ども(6〜12歳) | 平日・土日祝・特定日とも 900円 | 館内着+バスタオル+フェイスタオル |
| 幼児(5歳以下) | 無料 | 館内着・タオルなし |
大人2人+小学生1人なら、土日で日帰り入館だけで5,300円かかる計算です。宿泊料金にこれが含まれるなら、1人1万円という価格の見え方はかなり変わります。幼児が無料で、しかも館内着・タオルが付かないのは、赤ちゃん連れなら持ち物の準備に直結する条件なので押さえておいてください。
タオル類はバスタオル150円・フェイスタオル100円、追加の館内着は大人・子どもとも各300円で借りられます。なお公式サイトには入墨・タトゥー・刺青シールの方、泥酔の方の入館は固くお断りと明記されています。シールタイプまで対象に含まれている点は、子どもの遊びで貼るものも含めて注意が必要です。
湯楽城を最大限に楽しむための過ごし方
公式サイトの営業時間から逆算すると、この施設は「泊まる」より「滞在する」ほうが向いていることが分かります。効率のいい組み立て方を整理しておきます。
① 早めに着いて、温浴施設から始める
温浴施設「湯楽城」は火〜日は13:00から営業しています。一方でホテルのチェックインは15:00。つまりチェックイン前から温浴施設は使えるということです。
早めに現地へ着いて先に温浴施設で過ごし、15時に部屋へ入る。この順番なら、限られた滞在時間を無駄なく使えます。駐車場は宿泊客なら無料なので、車で早く着いても損はありません。
② 月曜泊は要注意
月曜だけは温浴施設の営業開始が17:00(祝日を除く)と遅くなります。日中に到着しても、お風呂には入れません。月曜に泊まる予定なら、この時間差は必ず頭に入れておいてください。
③ 最終受付21:00、内湯・露天は21:50まで
夜は最終受付が21:00、内湯・露天の利用は21:50までと案内されています。夕食をゆっくり取りすぎると、湯に入る時間がなくなります。食事とお風呂の順番は、先に決めておいたほうが安全です。
この施設は「お風呂 → 食事 → もう一度お風呂」ができる作りなので、湯上がりに食事処で軽く食べて、また湯に戻るという使い方が一番この施設らしい過ごし方だと思います。
当サイトの評価(5点満点)
こずれたび編集部では、実際に宿泊した宿をすべて同じ5項目・5点満点で採点しています。宿ごとに基準がぶれないよう、子連れ/犬連れ/風呂サウナ/食事/コスパの5項目で統一しました。総合点は該当する項目の平均です。当てはまらない項目は「該当なし」と表記し、総合点の計算から除いています。
コスパが満点です。そしてこの1項目が、総合評価を3.5点まで押し上げています。
風呂と食事はどちらも3点。「悪い」ではなく「特別ではない」という意味の3点です。ただ、1人1万円を切る価格でこの内容なら、むしろ健闘しているというのが我が家の受け止め方でした。
子連れ・犬連れの評価をつけていないのは、今回そうした滞在ではなかったためです。ただし公式サイトには子ども向けの設備がしっかり記載されていたので、次の章にまとめておきます。
子連れ設備チェック
子連れで宿を決めるときに、毎回問い合わせることになる項目をまとめました。数字と可否は公式サイトの記載にもとづいています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ベビーベッド | 無料で貸し出しあり(1歳半くらいまで利用可能) |
| 添い寝・子ども料金 | 食事は5歳以下が無料、6〜12歳は朝昼1,700円・夕食4,500円。宿泊時の添い寝条件は公式サイトに記載なし(要問い合わせ) |
| 離乳食 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) |
| ベビー用品の貸出 | ベッドガード、加湿器、体温計、爪切り、ヘアドライヤー、携帯用充電器などをフロントで貸出 |
| お風呂の子ども利用 | 温浴施設「湯楽城」にキッズスペース「葉山商店」あり。おむつが取れていない子の入浴可否は公式サイトに記載なし(要問い合わせ) |
| キッズスペース | ホテル本館1F(ロビー階)にキッズルーム。滞在中は無料(保護者同伴)。温浴施設側にも「葉山商店」あり |
※2026年7月26日にインターナショナルリゾートホテル 湯楽城公式サイト(宿泊・客室)で確認した内容です。設備・料金は変更される場合がありますので、予約前に必ず公式サイトでご確認ください。
ベビーベッドが無料で、しかもベッドガードまで貸し出しがあるというのは、宿泊料金を考えるとかなり手厚い部類です。1歳半くらいまでという制限がある点だけ、事前に確認しておくとよいと思います。
こんな人におすすめ/おすすめしない
おすすめできる人
- とにかく予算を抑えたい人 — この価格帯でリゾートホテルに泊まれること自体が価値です
- 成田空港を使う前後泊を探している人 — 空港シャトルバスがあり、駐車場も宿泊中は無料です
- お風呂だけでなく「館内で過ごす時間」を楽しみたい人 — 温浴施設のテーマパーク的な作りは独特です
- 小さい子ども連れ — ベビーベッド無料、キッズルーム無料、食事は5歳以下無料と条件が揃っています
おすすめしにくい人
- 料理を目的にする人 — 悪くはありませんが、食事を主役に据える宿ではありません
- 静かに湯に浸かりたい人 — テーマパーク型の施設なので、落ち着いた温泉旅館の雰囲気とは違います
- 部屋から浴衣で大浴場へ行きたい人 — 温浴施設は別棟なので、その動線にはなりません
- 噴水ショーを目当てにする人 — 期待値は下げておいたほうがいいです
予約前に確認しておきたいこと
- 温浴施設「湯楽城」の利用が宿泊プランに含まれるか — 我が家のときは無料で使えましたが、プランによって条件が異なる可能性があります
- 宿名を取り違えていないか — 温浴施設側にも団体向けカプセルホテルがあります。個人での宿泊は「インターナショナルリゾートホテル湯楽城」です
- 温浴施設の営業時間 — 月曜は17:00から、火〜日は13:00から。最終受付は21:00です
- 食事を付けるかどうか — レストランの料金は公式に明記されています。5歳以下は無料です
- ベビーベッドの手配 — 無料ですが数に限りがある可能性があるため、予約時に伝えておくと安心です
アクセス|成田空港・東京駅から行きやすい
立地は成田空港の近く、千葉県富里市です。公式サイトに案内されているルートを整理しておきます。
| 手段 | 内容 |
|---|---|
| 車 | 東関東自動車道 富里ICより約7分。駐車場200台、宿泊客は滞在期間中2週間まで無料 |
| 電車+タクシー | 京成成田駅・JR成田駅からタクシーで約15分 |
| 無料シャトルバス | 京成成田駅東口(コンフォートホテル前)から運行 |
| 高速バス | 東京駅八重洲口乗り場からJR高速バスで直通60〜90分 |
| 空港シャトルバス | 成田空港からのシャトルバスあり |
東京駅から直通の高速バスがあるのは、車を持っていない人には大きな利点です。
よくある質問
Q. ホテルと温浴施設「湯楽城」は同じ建物ですか?
A. いいえ。同じ敷地内にある別の建物です。電話番号もホテルが0476-93-1234、温浴施設が0476-91-6866と分かれています。部屋から浴衣のまま大浴場へ、という温泉旅館的な動線にはならないので、そのつもりで準備してください。
Q. 宿泊すると温浴施設は無料で使えますか?
A. 我が家が泊まったときは無料で利用できました。ただし宿泊プランによって条件が変わる可能性があるため、予約時に「温浴施設の利用が含まれるか」を確認することをおすすめします。
Q. 温浴施設の営業時間は?
A. 公式サイトによると月曜は17:00〜22:00(祝日を除く)、火〜日曜は13:00〜22:00(最終受付21:00)です。内湯・露天は営業開始から21:50までと案内されています。月曜は開始が遅いので注意してください。
Q. 噴水ショーは見る価値がありますか?
A. 我が家の感想は「そこまで大したものではない」でした。館内の雰囲気づくりの一部として見る分には楽しめますが、これを主目的にすると期待外れになると思います。
Q. 赤ちゃん連れでも泊まれますか?
A. 公式サイトによるとベビーベッドが無料で借りられます(1歳半くらいまで利用可能)。ベッドガードの貸出もあり、ホテル本館1Fには滞在中無料で使えるキッズルームがあります。レストランは5歳以下の食事が無料です。条件はかなり揃っているほうだと思います。
※ちなみに温泉施設は、赤ちゃん連れでもシャワーは可能ですが、湯船におむつが取れていない赤ちゃんを入れることはできません。
Q. 食事はおいしいですか?
A. 正直なところ「特別おいしい」ではありません(我が家の評価は5点満点中3点)。ただし価格帯を考えれば妥当だと感じました。ホテルのレストランと温浴施設側の食事処のどちらでも食べられます。
Q. お風呂はどうでしたか?
A. 種類は多くて良かったです(内風呂、露天風呂、露天寝湯、サウナ、岩盤浴)。ただし湯気がすごくて前が非常に見づらかったのが正直な感想です。評価は5点満点中3点としています。
Q. 成田空港の前後泊に使えますか?
A. 使えます。空港シャトルバスがあり、駐車場も宿泊中は無料(2週間まで)なので、車を置いて旅行に出るという使い方もできます。
まとめ|「安いのに、ちゃんと楽しい」が結論
- 良い点:1人1万円を切る価格/内装にお金がかかっていてお祭り感がある/お風呂の種類が多い/ベビーベッドもキッズルームも無料/東京駅から高速バス直通
- 残念な点:お風呂は湯気で前が見えない/噴水ショーは期待外れ/食事は特別ではない/ホテルと温浴施設が別棟で動線が悪い
- 採点:総合3.5点(5点満点)。風呂・サウナ3点、食事3点、コスパ5点
- 結論:価格を最優先に、館内で過ごす時間を楽しむ宿として選ぶなら十分にあり
この宿の評価は、何を基準に宿を選ぶかでほぼ決まります。料理や湯の質を一番に置く人には、たぶん物足りません。
けれど「予算内で、家族で丸一日楽しめる場所に泊まりたい」という基準なら、これはかなり強い選択肢です。江戸の街並みを模した館内を歩き、いくつも湯船に入り、ゲームコーナーやショーを冷やかして、また湯に戻る。そういう過ごし方ができる施設で、1人1万円を切るところを我が家は他に知りません。
あわせて読みたい
同じ千葉県の北総エリアにある宿のレビューです。こちらは犬連れに全振りした施設で、湯楽城とはまったく性格が違います。近隣で宿を探している方は 読み比べてみてください。

参考文献・参考サイト
- インターナショナルリゾートホテル 湯楽城 公式サイト
- 同|宿泊・客室(ベビーベッド・貸出備品・レストラン料金)
- 同|ホテル各種施設(キッズスペース・スポーツ施設)
- 同|アクセスガイド
- 温泉スパ施設「湯楽城」
- 同|楽しむ(噴水ショー・プロジェクションマッピング)
- 同|湯楽城 ご利用案内(入館料・館内着・タオル)
- 同|お食事(七栄屋・富里屋・個室プラン)
※本記事の施設情報は公式サイト掲載内容および訪問時点の体験にもとづく目安です。料金・営業時間・サービス内容は変更される場合がありますので、ご予約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
同じ千葉で、子どもの目的地とセットにするなら鴨川館があります。鴨川シーワールドまで徒歩3分の立地です。

南房総まで下ると、赤ちゃん連れに寄せた宿もあります。紋屋はゲストの7割が赤ちゃん連れだと公表しています。

