はじめに ― ベビーチェア選びは「沼」だった
離乳食が始まる少し前、「そろそろベビーチェアを用意しなきゃ」と思い立ってから、私はほぼ毎日のようにインターネットで口コミを調べ続けました。ハイチェア、ローチェア、テーブルチェア、バウンサー兼用タイプ……種類が多すぎて、最初はまったく何を選べばいいのかわからない状態でした。
特に悩んだのが「ハイチェア」の選択です。大人と同じ高さのテーブルで一緒に食事ができることが大きなメリットで、長く使えるという点でも人気が高い。しかし価格帯はピンからキリまであり、有名ブランドのものは3〜5万円以上するものも少なくありません。
そんな中でたどり着いたのが「CANPAのハイチェア」でした。結論から言うと、この選択は大正解でした。購入から3ヶ月くらいが経ち、子どもも日々成長している今だからこそ、実際に使ってわかったことを包み隠さずお伝えしたいと思います。
CANPAベビーチェアを選んだ理由
ベビーチェアを探し始めたとき、私が重視したポイントは以下の3つでした。
まず「安全性」
赤ちゃんが椅子の上に乗っている以上、転倒や落下のリスクはゼロにしたい。特につかまり立ちを始めた時期の赤ちゃんは、何でも手近なものにつかまって立とうとするので、椅子がグラついたり倒れたりしないことが最優先条件でした。
次に「長く使えるか」
ハイチェアは決して安い買い物ではありません。離乳食の時期だけで終わってしまうようでは費用対効果が悪すぎる。できれば3歳、4歳と大きくなっても使い続けられるものが理想でした。
そして「総合的なコスパ」
ここで言うコスパとは、単純に本体価格が安いかどうかではありません。クッション、テーブル、ハーネス(安全ベルト)など、実際に使うために必要なアクセサリーも含めた「総額」が見合っているかどうか、ということです。CANPAのハイチェアは、この3つすべてにおいて私の期待に応えてくれました。
他のハイチェアとの決定的な違い「パーツ全込み問題」を解説
ハイチェア選びで見落としがちな「付属品問題」
ベビーチェアを検討する際、多くの方が最初に見るのは「本体価格」です。しかし、実はここに大きな落とし穴があります。
人気のハイチェアブランドの中には、本体価格が比較的安く設定されているものの、「クッションは別売り」「テーブルはオプション」「ハーネスは付属しない」といったものが少なくないのです。いわゆる「追加購入」が前提になっているケースです。
たとえば、本体が15,000円のハイチェアを購入したとします。しかし実際に使い始めると、赤ちゃんが座る座面には専用クッションが必要で約3,000〜5,000円、前にテーブルがないと離乳食が食べさせにくいのでテーブルを購入で約3,000〜5,000円、さらに安全のためのハーネス(5点式ベルト)が約2,000〜3,000円……と、気づいたら合計で25,000円近くになっていた、ということが実際に起きます。
気づいたら高級ブランドと同じ金額になっていた…
これは決して大げさな話ではありません。私の周囲のママ友の中にも、「最初は安いと思って買ったのに、クッションやテーブルを揃えたら結局有名ブランドと同じぐらいの金額になってしまった」という経験をした人が複数います。
ハイチェアのブランドによっては、専用クッションや専用アクセサリーの種類が豊富すぎて、「これも便利そう、あれも必要かも」とついついプラスオンしてしまう設計になっているものもあります。もちろんそれが悪いわけではありませんが、予算を明確に決めているファミリーにとっては誤算になりかねません。
CANPAは最初からすべてが揃っている
CANPAのベビーチェアの大きな特徴のひとつが、「使い始めに必要なパーツが最初からすべてセットになっている」という点です。チェア本体はもちろん、座面クッション、背もたれクッション、テーブル(取り外し可能)、5点式安全ベルトがすべて最初から付属しています。
「クッションを別に買わなきゃ」「テーブルはどれが対応品なんだろう」「ベルトは何点式がいいの?」といった悩みを一切持たずに済む。この「最初から全部ある」という設計思想が、多忙な育児中の親にとってどれほど助かるか、実際に使った人間としては声を大にして言いたいところです。
ビヨンドジュニアとの比較|半額で同等クオリティは本当か?
ビヨンドジュニアとはどんなチェアか
ビヨンドジュニア(Beyond Junior)は、アメリカのブランドAbiieが開発したハイチェアで、日本でも非常に高い人気を誇っています。「オプション買い足し不要」を明確に謳っており、クッションや安全ベルト、テーブルなどが最初からすべてセットになっています。さらに子どもの成長に合わせて座面と足置き台の高さを9段階で細かく調整でき、体重113kgの大人まで使用可能というロングユース設計も魅力です。
品質の高さは多くの口コミで証明されており、インテリアになじむシンプルなデザインも支持を集めています。本体価格は定価で3万円台、アウトレット品でも2万5千円前後という価格帯です。多くのパパ・ママが「ベビーチェアはビヨンドジュニア一択」と言うほどの評判で、ベビーチェアのスタンダードとも言えます。
CANPAとビヨンドジュニアを並べてみると
CANPAのハイチェアとビヨンドジュニアを並べて見ると、構造や設計の考え方がよく似ています。木製のフレームに高さ調整機能、クッション付きの座面と背もたれ、取り外しできるテーブル、5点式ハーネス……基本的なコンセプトはほぼ同じです。座面と足置き台の高さを成長に合わせて調整できる機能も搭載されており、離乳食を始めたばかりの6ヶ月頃から、しっかり一人座りができる幼児期まで長く使い続けることができます。
価格差は約半分。その違いは?
大きく異なるのは価格です。ビヨンドジュニアが定価3万円台であるのに対し、CANPAのベビーチェアはその約半額という価格設定。それでいて基本的な機能や付属品の充実度は遜色ない。「ブランドに特別こだわりはないけど、良いものを賢く買いたい」というご家庭にとっては、CANPAのハイチェアは非常に有力な選択肢です。
CANPAベビーチェアの良かったところ(メリット)
① 必要なパーツが最初からすべて揃っている
CANPAのベビーチェアは座面クッション・背もたれクッション・テーブル・5点式安全ベルトがすべてセットになっています。箱を開けて組み立てれば、次の日からすぐに使い始めることができます。クッションは取り外して手洗いができる設計になっているため、毎日の食事後のお手入れも苦になりません。
② 重量があるから倒れない!つかまり立ちも安心
これは使ってみてはじめてわかった、CANPAの最大の強みのひとつです。特にプラスチック製の軽量ハイチェアは、子どもが思い切りつかまった際に倒れるリスクも否定できません。CANPAのハイチェアは木製でしっかりとした重量があるため、安定感が抜群です。
8ヶ月頃、子どもがチェアにつかまって立とうとするようになりましたが、椅子はびくともしませんでした。「重い=安全」という観点では、このしっかりとした重量感は大きなメリットです。移動させるときは少し重さを感じますが、食事の場所が決まっていればそれほど頻繁に動かすことはないので、実用上の問題にはなりませんでした。
③ 高さ調整が細かくできる
座面と足置き台の高さを細かく調整できる機能も、長く使えるポイントのひとつです。赤ちゃんは目に見えて成長するため、購入時にちょうどいい高さだと思っていても、数ヶ月後には調整が必要になります。その都度買い替えることなく高さを調整するだけで対応できるのは、コスパの観点からも非常に助かります。
④ デザインがシンプルでインテリアに馴染む
CANPAのハイチェアは、木製フレームのナチュラルな質感とシンプルなデザインが特徴で、北欧風やナチュラルテイストのインテリアとの相性が良好です。ビビッドな色使いや派手な装飾がなく、「ベビーグッズらしいけど主張しすぎない」絶妙なデザインは、インテリアにこだわりのあるご家庭でも取り入れやすいと思います。
⑤ お手入れがしやすい
離乳食期の赤ちゃんの食べこぼしは想像を絶します。CANPAのハイチェアは、テーブル面も拭き取りやすい素材になっています。木製フレーム部分も、さっと布巾で拭けば汚れが取りやすく、食後のお手入れが苦になりません。
※クッションは取り外すことはできますが、洗濯は不可なのでご注意ください。汚れが気になる方はお食事エプロンをくっつけてから使うのがおすすめです。
CANPAベビーチェアの気になったところ(デメリット)
足置き台の奥行きが少し短い
CANPAのベビーチェアには、気になる点がひとつあります。それが「足置き台の奥行き」です。ハイチェアで正しい姿勢を保って座るためには、足の裏が足置き台にしっかり着いた状態が理想とされています。
CANPAの足置き台は高さ自体は調整できるものの、奥行き(前後方向の長さ)がやや短めです。子どもの足の大きさや座り方によっては、足の前半分しか台に乗らない、という状態になることがあります。我が家では足置き台の上に薄手のクッションを置いて奥行きを補う工夫をしています。クッションや厚手の本で対応できますが、「最初から対応されていたら完璧だったのに」という惜しさは感じます。
実際の使用感レポート ― 月齢別にどう変わったか
離乳食初期(5〜6ヶ月頃)から使い始めて
離乳食をスタートした生後5〜6ヶ月頃から使い始めました。5点式の安全ベルトをしっかり装着することで、体が前に傾いたり横にずれたりすることなく安定した姿勢で座らせることができました。また、付属のテーブルが正面にあることで、食器を直接置いて食べさせられるのも便利でした。クッションのおかげで座面の固さが和らいでいて、長時間座っても赤ちゃんが不快そうにしている様子はありませんでした。
つかまり立ちを始めたころ(8ヶ月頃)
生後8ヶ月頃になると、つかまり立ちが始まりました。大人の椅子を手押し車のように使っている力があるうちの子でも、重量があるため、チェアを支えにして立ち上がってもほとんど揺れることがありません。軽量チェアだったら間違いなくヒヤリとするような場面だったため、「重さ=安全性」を実感した時期でした。
どんな人にCANPAベビーチェアはおすすめ?
「最初から全部揃っているものを選びたい」という方には特に強くおすすめします。クッションやテーブル、ハーネスを後から個別に揃える手間と追加費用を考えると、最初からすべて付属しているCANPAは非常に合理的な選択です。
「ビヨンドジュニアが気になっているけれど予算的に厳しい」という方にも、CANPAはぜひ検討してほしい選択肢です。機能や使い勝手がよく似ていながら価格は約半額。ブランド力にそこまでこだわらないのであれば、CANPAで十分に満足できると思います。
「安全性を最重視している」という方にも、しっかりとした重量と5点式ベルト、安定感の高さが魅力のCANPAはマッチする製品です。一方、「とにかく有名ブランドの安心感がほしい」「長期間の公式保証サービスを重視する」という方は、ビヨンドジュニアなど確立されたブランドも引き続き候補として検討する価値があります。
まとめ ― 総合評価
CANPAのベビーチェアを一言で表すなら「全部入りでコスパ最強のハイチェア」です。必要なパーツがすべて揃っている安心感、木製の重量からくる安定感、細かな高さ調整による長期使用への対応、シンプルで飽きのこないデザイン。これだけの要素をビヨンドジュニアの約半額という価格で実現しているのは、正直驚きでした。
唯一気になった足置き台の奥行き不足は、クッションや厚手の本などで簡単に補えるので、致命的なデメリットとは言いにくいです。それさえ許容できれば、コスパという観点では他のブランドと比べても頭一つ抜けた存在だと思います。
ベビーチェアは離乳食を始めてから何年にもわたって毎日使うものです。だからこそ慎重に選びたいし、後悔したくない。そんな気持ちで散々悩んで選んだ末にたどり着いた答えが、CANPAのベビーチェアでした。これからベビーチェアを検討しているすべてのパパ・ママに、ぜひ一度候補として加えてみてほしいと思います。
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