「部屋に露天風呂が付いた宿に泊まってみたい」と思ったことがある人は多いと思います。ただ、実際に調べ始めると壁にぶつかります。客室露天風呂付きのプランは、たいてい1泊あたり1人4万円、5万円という価格帯になっていて、家族分となると簡単に十数万円に届いてしまうからです。
そんな中で「あさや」の名前が候補に挙がりました。鬼怒川温泉の老舗で、テレビでもよく紹介されている宿です。とくに和洋中100種類以上というバイキングは、グルメ番組や旅番組で目にした人も多いはずです。
結論から書くと、我が家の評価は夫4点・妻4点(いずれも5点満点)でした。満点にならなかった理由も、4点まで届いた理由も、どちらもはっきりしています。
一言でまとめるなら、「お風呂は期待通り、バイキングは期待以下」。テレビで見て「あの豪華バイキングを食べに行こう」という動機で予約すると、たぶん少しがっかりします。逆にお風呂目当てで行くと、期待通りの満足度が得られる宿でした。
この記事では、良かった点も物足りなかった点も、忖度なしで書きます。特に「冬に行こうとしている人」には、先に読んでおいてほしい注意点があります。
※料金・館内サービス・食事内容は時期やプランによって変わります。この記事の料金は2026年7月時点で確認した目安ですので、ご予約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
この記事で分かること
- 八番館「眺望風呂付和洋室」にいくらで泊まれるのか(2026年7月時点で1泊7万円台=1人あたり3万円台)と、その価格をどう評価すべきか(他と比べた計算つき)
- テレビで話題の100種類バイキングの、正直な味の評価
- 2月に泊まって分かった「大浴場が寒い」という現実的な問題
- 空中庭園露天風呂・大浴場・貸切風呂という、お風呂の選択肢の実際
- 旬のイチゴが想像以上に良かったという、季節限定の当たり要素
- 夫4点・妻4点という採点の内訳と、満点にならなかった理由
- こんな人には向く・向かないの判断基準
表示は選んだ日程・人数での滞在合計(最安)です(税込・各社の表示基準)。 楽天トラベルは1泊ずつの最安を合計しているため、1つのプランで通して予約した場合の金額とは異なることがあります。 子どもの料金は年齢帯(未就学児は食事・布団の要不要、小学生は学年)で大きく変わるため、 上で選んだ内訳をもとに計算しています。Agoda は区分ごとの代表年齢で計算した目安です。 実際の年齢や宿・プランの扱いによって金額が変わることがあるため、最終的な金額はリンク先でご確認ください。 料金と空室はリンク先の表示が最新です。
あさやホテルの基本情報|まず全体像を押さえる
「あさやホテル」は、栃木県日光市の鬼怒川温泉にある旅館です。公式サイトによると創業は明治21年という、鬼怒川では老舗にあたる宿になります。
建物は大きく「秀峰館」と「八番館」の2棟に分かれていて、どちらに泊まるかで客室の雰囲気も、使いやすい大浴場も変わります。ここは予約前に理解しておくと失敗が減るポイントなので、後の章で詳しく書きます。
| 項目 | 内容(公式サイト掲載・訪問時点の情報) |
|---|---|
| 施設名 | あさやホテル(鬼怒川温泉 あさや) |
| 所在地 | 栃木県日光市鬼怒川温泉滝813番地 |
| 創業 | 明治21年 |
| 客室棟 | 秀峰館/八番館 |
| 宿泊した客室 | 八番館「眺望風呂付和洋室」(10畳+セミダブルベッド2台+広縁/57㎡・客室設備は温泉内風呂) |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉(自家源泉・通称「子宝の湯」) |
| 露天風呂 | 秀峰館13階「空中庭園露天風呂 昇龍の湯」 |
| 大浴場 | 秀峰館1階「紅葉の湯」「麻の湯」/八番館B1階「滝の湯」 |
| 貸切風呂 | 秀峰館2階「打ち出の小槌の湯」(宝珠・宝鍵・丁子・隠笠の4種) |
| 夕食 | 和洋中100種類以上のビュッフェ ほかコース料理 |
| 最寄り駅 | 東武 鬼怒川温泉駅 |
| 駅からの足 | ダイヤルバス 約10分(大人300円/子ども150円) |
この表を見て気づくのは、お風呂の選択肢がとにかく多いということです。大浴場が3か所、屋上級の露天風呂が1か所、さらに貸切風呂が4種類。ここに客室風呂が加わります。我が家の満足度が高かった理由は、ほぼここに集約されます。
予約前の最重要ポイント|「露天風呂付き」と「展望風呂付き」は別物
ここを誤解したまま予約すると確実に後悔するので、最初に書いておきます。あさやの客室風呂にはいくつも種類があり、名前が似ているのに中身が違います。
公式サイトの客室風呂ページを見ると、客室のお風呂は大きく次のように整理されています。
- 八番館:露天風呂付客室/眺望風呂付和洋室/ベッド付和室の風呂
- 秀峰館:最上階展望風呂付和洋室「雅」/展望風呂付プレシャス和洋室/御影石風呂のスーペリア和洋室/最上階かけ流し展望風呂付グランドツイン/展望風呂付リラクゼーション和洋室/スタンダード客室の風呂
注目してほしいのは、「露天風呂付客室」と明記されているのは八番館だという点です。秀峰館側は「展望風呂付」という表記で、これは室内の窓から景色を眺められるお風呂という意味合いになります。
どちらが良い悪いではありません。ただ、「外気に触れながら入る、本当の意味での露天風呂」を求めているなら、部屋タイプの表記を必ず確認してください。「風呂付き」という言葉だけで選ぶと、イメージと違う部屋に当たる可能性があります。
念のため書いておくと、我が家が泊まったのは八番館の「眺望風呂付和洋室」です。公式サイトの客室設備にも「温泉内風呂」と明記されているとおり、大きな窓のある室内の温泉風呂で、外気に触れる露天風呂ではありません。八番館の「露天風呂付客室」は公式サイトに「館内唯一」と書かれた別のタイプなので、混同しないようご注意ください。
なお公式サイトによれば、客室のお風呂もすべて自家源泉の温泉が使われているとのことです。部屋にいながら温泉に入れるという点は、どのタイプを選んでも共通の強みです。
※部屋風呂は結構熱い温度になっているので、水を足して入浴することをおすすめします。
良かった点|お風呂まわりは、価格を考えると相当優秀
まず良かったところから書きます。我が家が4点をつけた理由は、ほぼこの章の内容です。
① 眺望風呂付和洋室は、1人3万円台で泊まれる

我が家が泊まったのは八番館の「眺望風呂付和洋室」(部屋に温泉の内風呂が付いたタイプ)です。2026年7月時点で同じタイプの部屋を調べると、1泊7万円台、大人2名なら1人あたり3万円台で予約できます。
これが安いのか高いのか、感覚だけでは判断しにくいので整理します。部屋に温泉の風呂が付く客室を探したことがある人なら分かると思いますが、この設備が付いた瞬間に価格は跳ね上がります。とくに外気に触れる本物の露天風呂付きとなると、1人あたり4万〜5万円、つまり2人で8万〜10万円という価格帯に入る宿が珍しくありません。
あさやの眺望風呂付和洋室は露天風呂ではないぶん、そこまでは上がりません。1人3万円台で部屋の温泉風呂に好きなだけ入れて、しかも夕食は100種類以上のビュッフェ付きという構成です。
ただし正直に書いておくと、この価格の納得感を作っているのは客室の風呂そのものよりも、館内の湯めぐり施設の多さのほうです。大浴場3か所・空中庭園露天風呂・貸切風呂4種が宿泊料金に全部含まれていて、そこに夕朝2食が付く。この組み合わせで1人3万円台という点が、この宿の価格を評価するポイントだと感じました。
| 比較 | 1泊の目安(2名利用のイメージ) | 客室の風呂 |
|---|---|---|
| 一般的な温泉旅館(客室風呂なし) | 2万〜4万円前後 | なし |
| 客室露天風呂付きの高級旅館 | 8万〜15万円前後 | 露天風呂 |
| あさや 眺望風呂付和洋室(2026年7月時点) | 7万円台 | 温泉内風呂(眺望風呂) |
※上の表は「相場感をつかむための概算」です。実際の料金は時期・曜日・人数・プランで大きく変動しますので、必ず公式サイトでご確認ください。
とくに連休や年末年始を外せば、価格は下がりやすくなります。逆にハイシーズンは同じ部屋でも一気に跳ね上がります。同じタイプの部屋でも時期によって金額はかなり動くので、「あさやなら◯万円で泊まれる」と固定的に考えないほうが安全です。
② 部屋にお風呂があることの、想像以上の効用
大浴場に行くには、着替えを持って、エレベーターに乗って、脱衣所で並んで、という一連の手間がかかります。これが部屋の中で完結するというだけで、入浴のハードルが劇的に下がります。
結果として何が起きるかというと、入る回数が増えます。チェックイン直後、夕食前、寝る前、朝起きてすぐ。大浴場だけだと1泊で2回入れば上出来ですが、部屋風呂があると4回、5回と入れてしまいます。温泉旅行の満足度は「湯に浸かった総時間」でかなり決まるので、これは効きます。
とくに小さい子どもがいる家庭では意味合いがさらに変わります。大浴場は、子どもが騒がないか、走らないか、他のお客さんに迷惑をかけないかと気を張る場所です。部屋のお風呂なら、その緊張が丸ごと消えます。「誰にも気を遣わずに温泉に入れる」というのは、子連れにとって想像以上に大きな価値です。
③ お風呂の種類が多く、館内で湯めぐりができる
部屋のお風呂が良かった一方で、大浴場のバリエーションも十分にあります。我が家も何種類か入りましたが、これがかなり楽しかったです。
公式サイトによると、館内のお風呂は次のように配置されています。
- 空中庭園露天風呂「昇龍の湯」(秀峰館13階)— 山々や鬼怒川の街並みを見渡せる、あさやの看板となるお風呂
- 「紅葉の湯」「麻の湯」(秀峰館1階)— ロウリュウサウナやナノミストサウナなどサウナ設備も充実
- 「滝の湯」(八番館B1階)— 八番館側の大浴場
- 貸切風呂「打ち出の小槌の湯」(秀峰館2階)— 宝珠・宝鍵・丁子・隠笠の4種類
看板はやはり13階の空中庭園露天風呂です。高層階から景色を眺めながら入る露天風呂というのは、そう体験できるものではありません。ここは行く価値があります。
サウナ設備が整っているのも、人によっては大きなポイントだと思います。ロウリュウサウナのある温泉旅館は、実はそこまで多くありません。
※冬に行くと、大浴場がめちゃくちゃ寒いのでそこだけは注意が必要です。
④ バイキングの「品数」は文句なし
食事の評価は後で厳しめに書きますが、品数という一点においては、期待どおりでした。公式サイトでも和洋中100種類以上と打ち出されているとおり、とにかく選択肢が多いです。
オープンキッチンで揚げたての天ぷらやステーキが用意されるなど、「その場で作る」演出も含まれています。会場を一周するだけでもそれなりに時間がかかります。
家族で行くと、この品数はありがたいです。大人が食べたいものと子どもが食べたいものが違っても、一つの会場で全員分が揃うのはビュッフェの強みです。
⑤ 旬のイチゴが、想像以上に良かった
これは完全に季節要素ですが、書いておきたいポイントです。我が家が行ったのは2月で、その時期はイチゴがたくさん食べられました。
そして、これが本当に美味しかった。バイキング全体の評価は後述のとおり辛口なのですが、イチゴだけは別格でした。妻の評価が4点まで上がった理由の一つが、正直に言えばこのイチゴです。
栃木県はイチゴの産地として知られており、冬から春がまさに旬にあたります。産地の旬の果物が、食べ放題で出てくるという状況は、それだけで行く理由になり得ます。
裏を返せば、時期がずれるとこの体験は得られません。イチゴ目当てで行くなら、旬の時期を狙って予約するのが正解です。提供内容は年によって変わる可能性があるので、事前に公式サイトやプラン内容を確認してください。
正直に言うと期待外れだった点
ここからが、この記事を書いた一番の理由です。良い評判はいくらでも見つかるので、実際に泊まって「思っていたのと違った」部分を書きます。
① バイキングは「品数は多いが、味は普通」だった
最大の期待外れがこれです。夫婦そろって同じ感想でした。
テレビや雑誌で「あさやのバイキングはすごい」と紹介されているのを見て、かなり期待して行きました。種類が多いことは事実で、そこは看板どおりです。ただ、一品一品の味となると、そこまで美味しいとは感じませんでした。
まずいわけではありません。ただ「感動する味か」と聞かれると、正直に言って質としては普通という評価になります。夫婦そろってバイキングを楽しみにして行っただけに、この落差は記憶に残りました。
これはビュッフェという形式の構造的な問題でもあると思います。100種類を同時に、常に補充しながら提供するというのは、それ自体が大変な仕事です。一品ごとの完成度を突き詰めるコース料理とは、そもそも設計思想が違います。
だから「あさやのバイキングは駄目だ」と言いたいわけではありません。期待値の置き方の問題です。
- 「種類が多くて、家族それぞれが好きなものを選べる場」と考える → 期待どおり
- 「料理そのものが旅のハイライトになる場」と考える → 落差を感じる可能性が高い
なお、公式サイトによればあさやにはコース料理のプランも用意されています。料理の質を重視するタイプの人は、最初からそちらを検討したほうが満足度が高いかもしれません。我が家は次に行くならこの選択肢を真剣に考えると思います。
② 2月の露天風呂は、とにかく寒かった
もう一つの誤算がこれです。2月に訪問したからだと思いますが、温泉がとても寒く感じられました。
誤解のないように書くと、お湯が冷たかったという話ではありません。問題は湯に浸かっていない時間です。
露天風呂が寒いのはある種当然の話だと思いますが、それだけではなく内風呂もめちゃくちゃ寒いです…。
子ども連れの場合は、この寒さは無視できないリスクになります。大人でもつらいのですから、体温調節が未熟な小さい子には負担が大きい。冬に幼い子を連れて行くなら、客室風呂を中心に組み立てるほうが現実的だと思います。
この点でも、部屋に温泉の内風呂がある「眺望風呂付和洋室」を取っていたことが結果的に効きました。寒ければ部屋の風呂に戻ればいいという逃げ道があるのは、冬の温泉旅行では大きな安心材料です。
③ 期待値のギャップは「テレビの紹介」から生まれている
振り返ってみると、我が家の不満はどちらも「事前の期待が高すぎた」ことに起因しています。
とくにバイキングは、テレビで華やかに紹介されている映像を見て行くと、実物とのギャップが生まれやすい。映像は品数の多さと会場の華やかさを伝えるのが得意で、一品ごとの味は伝えられないからです。
これは宿の落ち度というより、情報の受け取り方の問題です。だからこそ、実際に泊まった人が正直に書いた記事に意味があると思っています。
我が家の採点|夫4点・妻4点、その内訳
今回は珍しく、夫婦で点数が一致しました。
| 評価者 | 点数 | 評価した点 | 減点した点 |
|---|---|---|---|
| 夫 | ★★★★☆(5点中4点) | 眺望風呂付和洋室というコスパ/お風呂の種類 | バイキングの質が期待以下 |
| 妻 | ★★★★☆(5点中4点) | お風呂の種類の多さ/旬のイチゴが絶品 | バイキングの質が普通/2月の大浴場が寒かった |
注目したいのは、減点理由が二人ともバイキングだったという点です。
もし食事がコース料理だったら、あるいは最初から食事に期待していなかったら、コスパの良い温泉施設としての満足度は高い宿でした。
コスパ検証|1人あたり3万円台という金額をどう受け止めるか
「2人で7万円台」という数字だけを見ると高く感じますが、内訳に分解すると印象が変わります。
- 宿泊費(眺望風呂付和洋室=温泉内風呂付きの部屋)
- 夕食(100種類以上のビュッフェ)
- 朝食(ビュッフェ)
- 館内の温泉施設の利用(空中庭園露天風呂・大浴場・貸切風呂)
これが全部込みでの金額です。大人2名で泊まったとすると、1人あたり3万円台。ここに夕朝2食と、温泉施設の使い放題と、部屋の温泉風呂が含まれると考えると、見え方が変わってくるはずです。
比較として、客室風呂なしの一般的な温泉旅館だと1人あたり1万〜2万円が一つの目安になります。つまり1人あたり1万5,000円〜2万5,000円の上乗せで、部屋に温泉が付いてくるという計算です。
この上乗せ分を「高い」と見るか「安い」と見るかが、この宿の評価の分かれ目だと思います。
あさやを120%楽しむための実践のコツ
① 食事は「品数を楽しむ場」と割り切る
期待値を先に調整しておくのが、この宿を楽しむ最大のコツです。「珍しい料理を少しずつ試す時間」と考えれば、100種類という品数は大きな武器になります。逆に「一品の完成度」を求めると、確実に肩透かしになります。
② 料理重視ならコースプランを検討する
公式サイトによればコース料理のプランも用意されています。食事を旅のメインに置きたいなら、最初からこちらを選ぶほうが期待とのズレが起きにくいはずです。
③ お風呂は「湯めぐり」として計画的に回る
大浴場が複数あり、さらに貸切風呂もあります。なんとなく過ごしていると2か所くらいで終わってしまうので、チェックイン時に「今回はこことここに入る」と決めておくと満足度が上がります。
④ 冬に行くなら防寒を前提に組み立てる
2月の大浴場の寒さは想像以上でした。子連れなら、大浴場は利用せず客室風呂を中心にするのが安全です。
⑤ 旬を狙って予約する
我が家の場合はイチゴでした。産地の旬の食材がビュッフェに並ぶ時期を狙うと、同じ料金でも体験の密度が変わります。何が旬かは時期によるので、予約前にプラン内容を確認してみてください。
こんな人におすすめ/おすすめしない
おすすめできる人
- 部屋の温泉風呂と館内の湯めぐりを、現実的な予算で両方やりたい人 — この宿の一番の強み
- お風呂そのものを目的にできる人 — 大浴場・露天・貸切と選択肢が豊富
- 小さい子ども連れの家族 — 部屋風呂があると大浴場で気を張らずに済む
- 家族で食べたいものがバラバラな人 — 100種類の品数が効く
- 旬の食材を狙って予約できる人 — 冬〜春のイチゴは当たりだった
おすすめしにくい人
- 料理の質を旅の主目的にしている人 — ビュッフェの味は「普通」。コースプランを検討したほうがいい
- テレビの紹介を見て、味に強い期待を持っている人 — 期待値の調整が必要
- 真冬に大浴場でゆっくり長湯したい人 — 2月は想像以上に寒かった
- 静かで小規模な宿を求めている人 — 大型ホテルなので、館内は賑やかになりやすい
当サイトの評価(5点満点)
こずれたび編集部では、実際に宿泊した宿をすべて同じ5項目・5点満点で採点しています。宿ごとに基準がぶれないよう、子連れ/犬連れ/風呂サウナ/食事/コスパの5項目で統一しました。総合点は滞在全体を通した編集部としての判断です。当てはまらない項目は「該当なし」と表記し、総合点の計算から除いています。
子連れ・犬連れ設備チェック
子連れ・犬連れで宿を決めるときに、毎回問い合わせることになる項目をまとめました。数字と可否は公式サイトの記載にもとづいています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ベビーベッド | 貸出用品の一覧に記載なし(要問い合わせ) |
| 添い寝・子ども料金 | 0歳は無料/1〜2歳は入館料2,200円/幼児(3〜5歳)は大人料金の50%/小学生は70%。小学生・幼児には食事と布団が付き、添い寝で布団が不要でも同額 |
| 離乳食 | 提供の記載なし。ただし調乳ポット・哺乳瓶スチーム消毒ケースの貸出あり |
| ベビー用品の貸出 | おねしょシーツ(70×90cm)/哺乳瓶スチーム消毒ケース/調乳ポット/踏み台(高さ15cm)/便座あて/紙おむつ入れポット/バンボ。フロントへ申し出。数に限りあり |
| お風呂の子ども利用 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) |
| キッズスペース | キッズルーム「わらべ」(秀峰館5F)。夏季は屋外プールあり |
| 犬の同伴 | 不可(公式サイトに「ペット同伴のご宿泊はご遠慮いただいております」と記載) |
※2026年7月26日にあさやホテル公式サイト(よくあるご質問・貸出用品)で確認した内容です。設備・料金は変更される場合がありますので、予約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
よくある質問
Q. あさやのバイキングは、結局おすすめですか?
A. 品数を楽しむ場としてはおすすめ、味を期待する場としてはおすすめしません。種類は本当に多いので、いろいろ試したい人には向いています。ただ「一品の完成度で感動したい」なら、コース料理のプランを検討したほうが満足度は高いと思います。
Q. 眺望風呂付和洋室は、いくらくらいですか?
A. 2026年7月時点で調べたところ1泊7万円台(大人2名なら1人あたり3万円台)でした。この価格は時期・曜日・人数・プランで大きく変わります。連休やハイシーズンはこれより高くなる可能性が高いので、必ず公式サイトでご確認ください。
Q. 冬に行っても大丈夫ですか?
A. 泊まること自体はまったく問題ありませんが、2月の大浴場はかなり寒かったというのが我が家の実感です。大浴場にこだわらなければ十分楽しめます。
Q. 子連れでも大丈夫ですか?
A. お風呂の選択肢が多いので、子連れとは相性が良いと感じました。とくに客室にお風呂があると、大浴場で他のお客さんに気を遣う場面を減らせます。ビュッフェも、子どもが食べられるものを選びやすいという利点があります。
Q. お風呂は何種類くらい入れますか?
A. 公式サイトによると、空中庭園露天風呂「昇龍の湯」、大浴場「紅葉の湯」「麻の湯」「滝の湯」、貸切風呂「打ち出の小槌の湯」(4種)があります。ここに客室風呂が加わるので、1泊では回りきれないほどの選択肢があります。
Q. 泉質は何ですか?
A. 公式サイトではアルカリ性単純温泉の自家源泉と紹介されており、「子宝の湯」という通称が使われています。
Q. 駅から歩いて行けますか?
A. 公式サイトではダイヤルバスで約10分と案内されています。荷物のある旅行ではバスかタクシーの利用が現実的です。
※我々夫婦は歩きましたが、まぁまぁ駅から遠かったので、タクシーかバスで行くのが良いかと思います。
まとめ|「お風呂の宿」として選べば、満足度は高い

- 良い点:眺望風呂付和洋室に1人3万円台で泊まれるコスパ/空中庭園露天風呂・大浴場3か所・貸切風呂4種という選択肢の多さ/サウナ設備/旬のイチゴ
- 悪い点:バイキングは品数は多いが味は普通/2月の大浴場はかなり寒い
- 採点:夫4点・妻4点(5点満点)。減点理由は二人ともバイキング
- 結論:食事ではなくお風呂を目的に選ぶなら、価格以上の満足度がある宿
この宿の評価は、何を目的に行くかでほぼ決まります。テレビで見た豪華バイキングを主目的にすると、期待とのギャップに引っかかる。一方で「部屋の温泉風呂に何度も入って、館内の湯めぐりをする」という目的で行けば、1人3万円台という価格は納得感のある水準だと思います。
我が家が4点で止まったのは、正直に言えばバイキングに期待しすぎたからです。次に行くとしたら、コース料理のプランを選ぶか、あるいは食事に期待せず、その分お風呂に時間を全部使う——そんな組み立てにすると思います。
鬼怒川温泉は東京からのアクセスも比較的よく、家族旅行の行き先として組みやすいエリアです。「部屋にお風呂がある旅」を一度体験してみたいという家庭には、現実的な選択肢になる宿だと思います。
参考文献・参考サイト
※本記事の施設情報は訪問時点および公式サイト掲載内容にもとづく目安です。料金・食事内容・入浴施設の運用は変更される場合がありますので、ご予約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
同じ鬼怒川で、もう少し料金を抑えた大型旅館を見るなら鬼怒川プラザホテルが比較対象になります。食事会場が複数あり、部屋食も選べる宿です。

鬼怒川から車で足を伸ばせる馬頭温泉郷にも、子連れ視点で条件を確認しておきたい宿があります。

