グランピングは、子連れにも犬連れにも相性がよい宿泊スタイルです。屋外で過ごす時間が長いので子どもは飽きにくく、周囲を気にせず犬を連れて歩けます。設営も調理もしなくていいので、キャンプ道具を持たない家庭でも成立します。
一方で、ホテルとは前提が違う部分もあります。テントの中に風呂やトイレがない施設は珍しくなく、夜中に子どもがトイレに起きたらどうするのか、雨が降ったら食事はどうなるのか、といった点は事前に確認しておかないと当日に困ります。
栃木県日光市の「グランピングリゾート ブリリアントヴィレッジ日光」は、ペット同伴可能なドッグ棟を用意しているグランピング施設です。この記事では、公式サイトとQ&Aに掲載されている情報をもとに、設備・条件・料金の考え方を整理します。公式に記載がない項目は「記載なし」とはっきり書きます。
この記事で分かること
- ペット同伴の条件(ドッグ棟の組数、体重と頭数の上限)
- 風呂・トイレ・シャワーの場所と利用時間(テント内にはない)
- 子ども料金の考え方と、乳幼児連れで気をつけたい点
- 食事(BBQ)の条件と、雨天時の扱い/アクセス
なお、料金・設備・プラン内容は改定されることがあります。この記事は2026年8月時点で公式サイトに掲載されていた情報にもとづくものです。予約前には必ず公式サイトでご確認ください。
ブリリアントヴィレッジ日光の基本情報
| 項目 | 内容(2026年8月時点・公式サイト記載) |
|---|---|
| 所在地 | 〒321-1264 栃木県日光市瀬尾2010 |
| 宿泊形態 | ドームテント(グランピング) |
| チェックイン/アウト | 15:00〜18:00/翌朝10:00 |
| ペット同伴 | ドッグ棟は1日2組限定 |
| テント内の設備 | 冷暖房エアコン、加湿器付き空気清浄機、小型冷蔵庫、ウォーターサーバー |
| 風呂 | テント内になし。管理棟に貸切風呂4室(50分1,650円・16:15〜23:35) |
| シャワー | 15:00〜24:00/6:00〜10:00・1人30分以内 |
| トイレ | テント内になし。施設中央のトイレ室、管理棟のトイレを利用 |
| 食事 | 夕食はBBQ(食材・食器類は用意あり) |
ポイントは、テントが「寝室」であって、風呂とトイレは共用という構造です。これはグランピング施設としては一般的ですが、ホテルの感覚で予約すると当日にギャップが生まれます。逆にここさえ理解していれば、判断はかなりシンプルになります。
表示は選んだ日程・人数での滞在合計(最安)です(税込・各社の表示基準)。 楽天トラベルは1泊ずつの最安を合計しているため、1つのプランで通して予約した場合の金額とは異なることがあります。 子どもの料金は年齢帯(未就学児は食事・布団の要不要、小学生は学年)で大きく変わるため、 上で選んだ内訳をもとに計算しています。Agoda は区分ごとの代表年齢で計算した目安です。 実際の年齢や宿・プランの扱いによって金額が変わることがあるため、最終的な金額はリンク先でご確認ください。 料金と空室はリンク先の表示が最新です。
ペット同伴の条件
ドッグ棟は1日2組限定
公式Q&Aによると、ペット同伴が可能なのは「ドッグ棟」で、1日2組限定と記載されています。犬連れの受け入れ数が絞られているということは、他の犬との距離を取りやすいという意味でもあります。他の犬が苦手な子や、吠えやすい子を連れて行く場合には、これはかなり大きな条件です。
ただし2組しかないため、休日や連休は早い段階で埋まる可能性があります。日程が決まっているなら、空室の確認は早めに行うのが現実的です。
頭数と体重の上限
公式Q&Aには、次のように記載されています。
- 約10kg未満の犬:3頭まで
- 約10kg以上45kg未満の犬:2頭まで
体重で区切られているため、犬種の印象ではなく実測値で判断してください。45kg未満という上限があることも押さえておきたい点です。大型犬を連れて行く場合は、頭数と体重の両方が条件に収まるかを確認する必要があります。
ペット同伴料については、公式サイトのお知らせで1頭あたり3,300円という金額に触れられている一方、期間限定でこれが無料になるプランの案内も掲載されています。料金の扱いはプランによって変わるため、予約時に必ず確認してください。
ドッグラン付きのテント
公式サイトには、ドッグラン付きのテントがあると記載されています。プライベートなドッグランが客室に付いている形式は、共用ドッグランと違って利用時間や他の犬の状況に左右されないのが利点です。滞在中はテントの前で自由に遊ばせられる想定になります。
風呂・トイレ・シャワーの使い方
ここがこの施設を判断するうえで最も重要な部分です。テント内に風呂とトイレはありません。
貸切風呂は管理棟に4室
公式Q&Aによると、管理棟内に貸切風呂が4室あり、50分1,650円、利用時間は16:15〜23:35と記載されています。貸切なので、他の宿泊客と一緒になることはありません。おむつが取れていない子どもや、大浴場だと落ち着かない子がいる家庭にとっては、この形式のほうが気楽です。
一方で、貸切である以上は時間の枠が決まっています。夕食のBBQと入浴の順番を先に決めておかないと、希望の時間が取れないこともあります。チェックイン時に予約状況を確認しておくとよいでしょう。
シャワールームは1人30分以内
シャワールームの利用時間は15:00〜24:00と6:00〜10:00で、1人あたり30分以内と記載されています。朝の時間帯が6時から使えるのは、朝に犬の散歩をしてから出発する家庭には便利です。
トイレは共用。夜間の動線を考えておく
トイレはテント内になく、施設中央のトイレ室または管理棟のトイレを使う造りです。ここは乳幼児連れだと確認しておきたい点です。トイレトレーニング中の子や、夜中に何度も起きる子がいる場合、暗い屋外を歩いて共用トイレに向かうことになります。
対策としては、懐中電灯やヘッドライトを必ず持参すること、おむつが外れて間もない子は夜だけおむつに戻すことを検討すること、テントから近い区画を希望できるか予約時に相談してみることなどが挙げられます。判断材料として、テントから各設備までの距離を予約時に聞いておくと具体的に想像できます。
食事(BBQ)と子ども料金
雨でもBBQができる造り
公式サイトによると、夕食のBBQは食材も食器類もすべて用意されており、地元の霧降高原牛のステーキや日光HIMITSU豚のソーセージを使用するとしています。各テントのウッドデッキ上でBBQができるため、雨天でも実施できると記載されています。
屋外調理が前提の施設では、雨天時にBBQが中止・変更になることがあります。屋根のあるデッキで焼ける構造は、天候に旅程を左右されにくいという意味で実用的です。到着が遅れる場合も、連絡すれば夕食の最終開始を18時まで受け付けるとされています。
子ども料金が公式に明示されている
犬連れ向けの宿では子ども料金が公式サイトに載っていないことが多いなか、この施設は公式Q&Aに料金区分の記載があります。小学生は大人料金の50%、幼児は食事・布団ありで3,500円という案内です。食事や布団が不要な場合の扱いについては、区分の読み取りに幅があるため、予約時に確認するのが確実です。
離乳食やベビー用品(ベビーベッド、子ども用食器)についての記載は公式サイトで確認できませんでした。BBQ中心の食事になるため、離乳食期の子を連れて行くなら持参と温めの可否を事前に問い合わせておく必要があります。
また、パジャマ(寝間着)の用意はないため持参が必要と明記されています。ホテルの感覚で手ぶらに近い荷造りをすると足りなくなるので、着替え類は普段の旅行より少し多めに考えておくとよいでしょう。
犬連れの持ち物については、移動手段別に必要なものをまとめた記事があります。グランピングの場合は屋外で過ごす時間が長いぶん、水と食器、それに汚れ物を入れる袋の量が普段より必要になります。

アクセス
公式サイトのアクセスページには次のように記載されています。
- 車:日光有料道路 今市インターから約15分。東北自動車道 宇都宮ICからは日光宇都宮道路経由で今市IC下車、大谷向交差点を左折し約800m
- 電車:東武浅草駅から特急スペーシアまたはリバティで下今市駅(約100分)、そこからタクシーで約15分
- 電車(新幹線経由):JR東京駅から宇都宮経由でJR日光線今市駅(約120分)、タクシーで約10分
- バス:日光市営バス「高畑」バス停下車、徒歩約800m
駐車場は完備されている旨の記載がありますが、台数の記載は確認できませんでした。犬を連れて行く場合、荷物量からしても車が現実的です。
どんな家庭に向くか
こんな人におすすめ:
- 他の犬・他の宿泊客との距離を取りたい(ドッグ棟は1日2組限定)
- 大浴場が苦手、あるいは子どもがまだ大浴場に入れない(貸切風呂のみ)
- アウトドアの雰囲気は欲しいが、設営や調理はしたくない
- 子ども料金を事前に把握したうえで予約したい
逆に、次のような条件を優先する場合は別のタイプの宿のほうが合います。
- 夜中のトイレを部屋の中で済ませたい(テント内にトイレなし)
- 温泉に何度も入りたい(貸切風呂は有料・時間制)
- 離乳食期の子がいて、食事の柔軟な対応が必要
栃木県内のほかの犬連れ宿と条件を並べて比較したい場合は、那須のドッグリゾートに実際に泊まった記録があります。

グランピングに犬・子どもと行くときの準備
明かりを自前で用意する
共用のトイレやシャワーを使う施設では、夜間に屋外を歩く場面が必ず出てきます。街灯のある市街地の感覚で考えると足元が見えません。ヘッドライトや小型のランタンを人数分用意しておくと、子どもの手を引きながらでも移動できます。犬の散歩にも同じものが使えます。
気温差を前提に着るものを決める
テント内は冷暖房エアコンで調整できますが、屋外で食事をする時間が長いため、日が落ちてからの体感温度は室内とかなり違います。夏でも羽織るものを1枚、春秋なら重ね着できる構成にしておくと安心です。子どもは体温調節が大人ほど得意ではないので、着せ替えやすい服装のほうが扱いやすくなります。
荷物を減らしたい気持ちは分かりますが、グランピングは「共用部まで歩く前提」の宿泊です。サンダルではなく歩きやすい靴、汚れてもいい上着、汚れ物をまとめる袋。この3つがあるかどうかで、滞在中の身軽さがかなり変わります。
犬の飲み水と食器は多めに
屋外で過ごす時間が長いぶん、犬の水分補給の回数は室内型の宿より増えます。テント内にウォーターサーバーがあると記載されていますが、屋外で使う携帯用の水入れは持参したほうが確実です。BBQ中は食べ物のにおいが常にある状態になるので、犬が落ち着けるスペースとリードの固定位置も決めておくと、食事に集中できます。
食べ物といえば、玉ねぎやチョコレートなど犬が口にすると危険な食材がBBQの場に並ぶ点にも注意が必要です。子どもが犬に分け与えてしまう事故は起きやすいので、大人が先に「あげてはいけないもの」を共有しておいてください。もし誤食してしまった場合は、自己判断で様子を見ずに動物病院に連絡しましょう。
よくある質問
Q. 犬は何頭まで一緒に泊まれますか?
A. 公式Q&Aによると、約10kg未満の犬は3頭まで、約10kg以上45kg未満の犬は2頭までと記載されています。ペット同伴が可能なドッグ棟は1日2組限定です。
Q. テントにお風呂とトイレはありますか?
A. どちらもテント内にはありません。風呂は管理棟の貸切風呂4室(50分1,650円・16:15〜23:35)、トイレは施設中央のトイレ室または管理棟のトイレを利用します。シャワールームは15:00〜24:00と6:00〜10:00に利用でき、1人30分以内とされています。
Q. 雨が降ったらBBQはどうなりますか?
A. 各テントのウッドデッキ上でBBQができる造りのため、雨天でも実施できると公式Q&Aに記載されています。当日の天候による運用は現地の判断になるため、悪天候が予想される場合はチェックイン時に確認してください。
Q. 子ども料金はいくらですか?
A. 公式Q&Aには、小学生は大人料金の50%、幼児は食事・布団ありで3,500円という案内があります。食事・布団が不要な場合の扱いはプランによって異なる可能性があるため、予約時に確認してください。
Q. 冷暖房はありますか?
A. 各テントに冷暖房エアコンと加湿器付き空気清浄機を設置していると記載されています。真夏・真冬でも室温を調整できる前提ですが、犬を連れて行く場合は、体温調節が苦手な犬種ほど室温の確認をこまめに行ってください。
Q. チェックインは何時からですか?
A. チェックインは15:00〜18:00、チェックアウトは翌朝10:00と記載されています。到着が遅れる場合は連絡すれば夕食の最終開始を18時まで受け付けるとされていますが、余裕をもった到着が安心です。
Q. パジャマやアメニティは用意されていますか?
A. パジャマ(寝間着)の用意はないため持参が必要と明記されています。その他のアメニティの範囲は公式サイトで確認できなかったため、予約時に確認してください。
Q. 赤ちゃん連れでも泊まれますか?
A. 宿泊自体は可能と考えられますが、ベビーベッド・離乳食・子ども用食器についての記載は公式サイトで確認できませんでした。夕食がBBQであること、トイレと風呂が共用であることを踏まえ、必要な対応が可能か予約時に問い合わせることをおすすめします。
まとめ
- ペット同伴はドッグ棟の1日2組限定。10kg未満3頭/10kg以上45kg未満2頭という条件
- テント内に風呂・トイレはなく、貸切風呂(50分1,650円)と共用トイレを使う構造
- BBQはウッドデッキ上で雨天でも実施可能。食材・食器は用意あり
- 子ども料金は公式に記載あり。ただしベビー用品・離乳食の記載はなし
グランピングは「ホテルの快適さ」と「キャンプの自由さ」の中間にある宿泊形態です。どちらに近いかは施設ごとに違い、この施設は共用設備の使い方を理解しているかどうかで評価が分かれるタイプだといえます。
犬を連れて行くなら、1日2組という受け入れの少なさは大きな利点です。逆に乳幼児連れの場合は、夜のトイレの動線をどう扱うかを決めてから予約するかどうかを判断するのが確実です。
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